動脈硬化による心臓への血流低下による虚血性心臓病が疑われます。狭心症や心筋梗塞といったものがこれに当たります。 
   まず、胸部レントゲン検査で大まかな心臓の働きがわかります。心臓は血液を送り出すポンプの働きをしており、正常に動いていれば、胸の幅のおおよそ半分程度の大きさですが、心臓の機能が落ちていると、心臓自体が大きく映ってきます。つまり、大きく映った心臓をみれば、心臓に何か問題があることがわかります。
   次に心電図検査は、心臓のリズムが規則正しく動いているか、心臓の血液の流れが保たれているかが大まかにわかります。
  これらの検査で異常がなく、症状が一時的なものであれば、一安心です。しかし、これらの検査に異常がなくても、症状が繰り返し起こる場合は、詳しい検査が必要になることがあります。

 その際にお勧めしているのが、心エコー検査(図1)です。
図1 心エコー検査
   超音波を用いて痛みなどを伴わずに心臓の機能を詳しくみる検査です。体に負担をかけることなく、心臓の機能がよくわかります。心臓の動きにかたよりがないかどうか、心臓にある弁(逆流防止のとびら)の機能はどうか、などをみることができます。これらによって、心臓の血管に詰まりがないかどうか、心臓の弁などの異常により心臓に負担が来ていないかどうかがわかるのです。
図2 エルゴメータ心電図検査
 さらに、エルゴメータ運動負荷心電図検査(図2)では自転車ペダルをこいで運動中の心電図の変化をみることによって、心臓の動脈硬化をより詳しく検査することができます。また、どれくらいの運動に心臓が耐えられるのかということもわかります。

   以上の検査で異常がなければ、一安心といえますが、これで異常があれば、更に詳しい検査をご案内しています。沖縄県の現状を見てみますと、早くからの食習慣の欧米化によるものか、比較的若い人の肥満とともに狭心症や心筋梗塞が多くみられる傾向があります。このことが、沖縄の健康寿命をおびやかしているとも言われています。繰り返しますが、予防とともに早期発見・早期治療が大切と考えられます。

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